オーストラリア最古、10億年前〜6億年前に形成された「シューメーカー・クレーター」

画像右下に、オーストラリア西部にある「シューメーカー・クレーター」が映っています。ヨーロッパの地球観測衛星コペルニクス・センチネル2がとらえた画像です。シューメーカー・クレーターはかつて、「ティーグ・リング」と呼ばれていましたが、衝突クレーター研究の先駆者ユージン・シューメーカーに敬意を表して改称されました。

シューメーカー・クレーターはオーストラリア最古の衝突クレーターで、直径約30kmのほぼ円形をしています。はっきりとした衝突年代は不明ですが、10億年前〜6億年前と推定されています。

画像は擬似カラーで、水色に見えているところは塩湖や、一時的にできた湖です。

Image Credit: contains modified Copernicus Sentinel data (2021), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO

(参照)ESA