画像右に映っているのは、土星の衛星ディオーネです。そのディオーネの夜側から、衛星ミマスが顔をのぞかせています。画像は2011年12月12日にカッシーニ探査機が撮影しました。
ディオーネは直径が1123km、それに対してミマスは小さく直径は396kmです。ディオーネは昼夜境界付近が見えており、ミマスのおかげで衛星の縁の位置がわかります。
画像はカッシーニ探査機の狭角カメラを使い可視光の波長で撮影されました。撮影時、カッシーニ探査機はディオーネから約9万4000km、ミマスから約61万1000kmの距離に位置していました。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute