この画像に映っているのは、棒渦巻銀河NGC 4123です。ハワイ島、マウナケア山頂付近にある「すばる望遠鏡」の超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)」で撮影されました。
NGC 4123は、おとめ座の方向、地球から約5500万光年離れたところに位置しています。NGC 4123の銀河円盤は、地球に対してほぼ正面を向けており、渦状腕がよく見えています。
口径8.2mのすばる望遠鏡は、1999年1月のファーストライト以来、2024年で25周年を迎えました。25周年を記念して、国立天文台は2024年4月から毎月2枚ずつ、すばる望遠鏡が撮影した天体画像を紹介しています。今回紹介した画像は、2024年11月20日に、すばる望遠鏡のウェブページで紹介されたものです。
Image Credit: 国立天文台
(参考記事)
すばる望遠鏡25周年記念画像
(参照)すばる望遠鏡