ISS(国際宇宙ステーション)から見た南極域のオーロラのタイムラプス映像(2022年8月18日撮影) | アストロピクス

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ISS(国際宇宙ステーション)から見た南極域のオーロラのタイムラプス映像(2022年8月18日撮影)

この画像はISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたもので、下で紹介する動画のもとになった画像の1枚です。宇宙から南極域のオーロラがとらえられています。2022年8月18日15時25分53秒(GMT)に撮影されました。

こちらの動画は、およそ12分40秒間にISSから撮影された1017枚の画像を、約42秒にまとめたタイムラプス映像です。最初の場面は15時18分42秒、最後の場面は15時31分24秒に撮影された画像です。

映像の冒頭では、ISSのロボットアームが太陽光を受けて見えています。ロボットアームはすぐに暗くなり、オーロラを背景にシルエットのように見えるようになります。時間の経過とともに、オーロラが手前側に広がってきます。

宇宙に星々が動いていくのも映っています。映像の後半では地平線から月が昇ってきます。またオリオン座の特徴的な星の並びも見えてきますので探してみてください。

動画の元になった画像は、南インド洋(南緯47.0度、東経68.1度)上空から、オーストラリア大陸南海上(南緯44.2度、東経137.4度)上空にかけて撮影されたものです。

Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center; 映像作成: Noriaki Okamoto

(参照)Gateway to Astronaut Photography of Earth