ISSから見たサハラ砂漠の黒い火山(2022年6月17日撮影) | アストロピクス

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ISSから見たサハラ砂漠の黒い火山(2022年6月17日撮影)

ISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたこの写真には、アフリカ大陸のサハラ砂漠の一部が映っています。黒く見えているのは、リビア南西部にある火山ワウアンナムス(Waw an Namus)です。2022年6月17日に撮影されました。

ワウアンナムスは広大なサハラ砂漠の中で暗い染みのように見え、周囲の砂漠の色とのコントラストが印象的な火山です。黒く見えるのは、暗い色をした玄武岩質の火山灰や火砕物に山肌が覆われているためです。

こちらは火山のクローズアップです。山頂のカルデラは直径3〜4kmほどで、内部には噴石丘や湖もあります。

Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center

(参照)Gateway to Astronaut Photography of Earth