ジュノー探査機が間近からとらえた木星の衛星イオ | アストロピクス

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ジュノー探査機が間近からとらえた木星の衛星イオ

2023年12月30日、NASA(アメリカ航空宇宙局)のジュノー探査機が木星の衛星イオに1500kmまで接近しました。画像は接近中に、探査機に搭載されているカメラ「ジュノーカム」でとらえたイオです。

イオは太陽系で最も火山活動が活発な天体です。木星などの潮汐力により内部が加熱され、火山活動が起きていると考えられています。画像には、イオの表面にあるいくつもの山が映し出されており、画面右側から太陽光が射すことで山の影が落ちているのも映っています。

ジュノー探査機は2月3日にも、今回と同じ1500kmまでイオに接近する予定になっています。

Image Credit: NASA/SwRI/MSSS

(参照)Mission Juno