ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた相互作用銀河NGC 454 | アストロピクス

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた相互作用銀河NGC 454

画像に映っているNGC 454では、大きな赤っぽい楕円銀河と、ガスの多い青い銀河のペアが互いの重力で影響を与え合っています。これらのペアは相互作用の初期段階にあり、どちらの銀河も大きく歪んでいます。

楕円銀河の中心まで伸びる塵の帯は、ガスがそこまで入り込んでいることを示唆していますが、星形成や銀河中心核の活動の兆候は見られません。NGC 454は、ほうおう座の方向、約1億6400万光年の距離にあります

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ18周年を記念して2008年4月24日に公開された衝突銀河画像59枚のコレクションの中の1枚です。

Image Credit: NASA, ESA, the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration, and M. Stiavelli (STScI)

(参照)Hubblesite