場所により微妙に色が違う土星のリング | アストロピクス

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場所により微妙に色が違う土星のリング

土星探査機カッシーニがとらえた土星のリングの画像です。リングを構成する粒子は、ほとんどが水の氷からできており、砂つぶよりも小さなものから山のような大きさのものまでさまざまなサイズがあります。

全体的に似たような色合いではありますが、少しずつ色が異なっています。そのような微妙の色の違いがなぜ発生するのかは科学者の間でも激しい議論が交わされています。

画像は2009年8月22日に撮影されたものです。赤、緑、青のフィルターを使って撮影した画像を色合成したもので、自然色が表現されています。

NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal