宇宙から見たカナリア諸島のラパルマ島の噴火 | アストロピクス

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宇宙から見たカナリア諸島のラパルマ島の噴火

2021年9月19日に噴火した、カナリア諸島のラパルマ島にあるクンブレ・ビエハ火山の噴火の光を、ISS(国際宇宙ステーション)から撮影した写真です。9月22日に撮影されました。カナリア諸島はアフリカ大陸北西沖の大西洋上にあります。写真中央下で赤く光っているのが火山噴火の光です。その左側にはエルパソやロスジャノスなどの街明かりも見えています。

こちらは地球観測衛星ランドサット8が、9月26日にとらえた自然色の画像です。2枚目は1枚目の一部を拡大表示しています。画像には、火山の西側にあるエル・パライソやトドケなどの街を流れる溶岩が映っています。溶岩流の表面は冷えて黒くなっているため、この画像では暗く映っています。

赤外線のデータを組み合わせたこちらの画像では、溶岩流の位置がよく分かります。

Image Credit: Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center、NASA Earth Observatory images by Lauren Dauphin, using Landsat data from the U.S. Geological Survey.

(参照)Gateway to Astronaut Photography of EarthNASA Earth Observatory