アリゾナの太陽望遠鏡の頭上に輝く天の川 | アストロピクス

アリゾナの太陽望遠鏡の頭上に輝く天の川

この画像は、アメリカのアリゾナ州にあるキットピーク国立天文台(KPNO)で撮影されたもので、夜空に美しく輝く天の川が映し出されています。地上にはマクマス-ピアス太陽望遠鏡の特徴的な形が見えています。

望遠鏡の左上側にオリオン座が見えており、「冬の大三角」も映っています。また望遠鏡の上側には、ぎょしゃ座のカペラなども見えています。

マクマス-ピアス太陽望遠鏡はかつて、世界最大の太陽望遠鏡でした。2017年に運用を終了し、現在は一般向けの天文学教育センターへと改装中です。2025年後半の一般公開が予定されています。

画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2025年6月11日に「Images of the Week」として公開されたものです。

(参考)「NOIRLab今週の画像」関連記事一覧

Image Credit: KPNO/NOIRLab/NSF/AURA/P. Horálek (Institute of Physics in Opava)

(参照)NOIRLab