ISSから見た南極域のオーロラ(2024年8月撮影)

この画像はISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたもので、南極域のオーロラが映し出されています。オーストラリアのパースから南西に2000kmほど離れた南インド洋の上空から、2024年8月11日に撮影されました。赤や緑の色鮮やかなオーロラが見えています。手前に映っているのは、ISSのプリチャール(Prichal)ドッキングモジュールに接続したソユーズMS-25宇宙船です。

オーロラは、太陽からやってくる荷電粒子(電気を帯びた粒子)が、大気中の酸素原子や窒素分子などに衝突して光る現象です。地球の北極域や南極域で見られるオーロラは、100〜400kmほどの上空で発生します。上空400kmほどを周回しているISS(国際宇宙ステーション)からは、そのオーロラを眼下に眺めることができます。

(参照)NASA Images and Video Library