約1億3000万光年の距離にある渦巻銀河NGC 5714

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 5714。うしかい座の方向、約1億3000万光年の距離にあります。地球に対してほぼ真横を向いています。NGC 5714は、1787年にイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見されました。

2003年には、NGC 5714でIb/c型の超新星爆発(SN 2003dr)が観測されました。その超新星爆発では、カルシウムの輝線がみられるました。カルシウムが豊富な超新星爆発は珍しいため、天文学者は大きな関心を寄せています。

2018年3月26日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA

https://spacetelescope.org/images/potw1813a/