地球を109個並べて太陽と比べてみた

NASA(アメリカ航空宇宙局)のページによると、太陽の半径は69万5508km(直径139万1016km)、地球の半径は6371km(直径1万2742km)あります。これらの数字から、太陽の大きさは地球の約109倍であることが計算できます。

上の画像で大きく映っているのは、NASAの太陽観測衛星SDOがとらえた太陽です。中央付近を横に小さな円が並んでいますが、これは太陽と縮尺を合わせて地球の画像を並べたものです。このように縮尺を合わせて並べると、太陽の内側に地球が109個収まります。なお地球はDSCOVR衛星が撮影した画像を使用しています(掲載画像では小さすぎて判別できませんが……)。

太陽自体の大きさもさることながら、太陽表面に見られる黒点が、地球と比べて非常に大きいことにも驚かされます。この太陽画像は2014年10月下旬に撮影されたもので、当時、太陽表面には地球66個分の面積の巨大黒点が出現していました(この巨大黒点についてはアストロピクスでも紹介したことがあります)。

Credit: (太陽画像)NASA's Scientific Visualization Studio、(地球画像)NASA/NOAA

(参照)NASA Solar System Exploration