タール火山から風で流される火山灰をISSからとらえた | アストロピクス

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タール火山から風で流される火山灰をISSからとらえた

2020年1月12日、フィリピン、ルソン島にあるタール火山が噴火しました(過去記事→「宇宙からみたフィリピン、タール火山の噴煙」)。この写真はその10日後、1月22日にISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたものです。タール火山の上に積もっていた火山灰が強風によって巻き上げられ、南西方向へと流されているのが映っています。

タール火山はフィリピンのルソン島、首都マニラの南、約60kmのところにある火山で、上の写真にも映っているタール湖の中にあります。上の写真では、タール湖の左下にバラヤン湾やバタンガス湾、写真上の方にマニラ湾、右上にバイ湖が映っています。

冒頭の写真のタール火山周辺をトリミングしたものです。

Image Credit: NASA

https://earthobservatory.nasa.gov/images/146186/windblown-ash-from-taal-volcano