青森とほぼ同じ緯度で見られたオーロラと星々の円弧 | アストロピクス

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青森とほぼ同じ緯度で見られたオーロラと星々の円弧

この写真は2021年11月4日、アメリカ、ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツで撮影されたものです。北の夜空を写したもので、空では北極星を中心に星々が弧を描いています。また地平線近くには緑と赤のオーロラが見られます。

2021年11月2日に発生した太陽フレアの影響で、このときは比較的低緯度地域でもオーロラが見られました。ボンネビル・ソルトフラッツは、グレーソソルト湖の西にある平原で、日本でいえば青森県とほぼ同じ緯度にあります。

なお画像の撮影場所は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星探査機オシリス・レックスが持ち帰る、小惑星ベンヌのサンプルが入ったカプセルが着陸する場所からほど近いところにあるとのことです。

画像は2021年11月6日のNASAの「Image of the Day(今日の1枚)」として紹介されたものです。

Image credit: NASA/ Bill Dunford

(参照)NASA