ハッブルがとらえたペルセウス座銀河団の2つの銀河 | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

ハッブルがとらえたペルセウス座銀河団の2つの銀河

この画像はハッブル宇宙望遠鏡がとらえたもので、いくつもの銀河が映っています。特に画面左上と右下にある2つの銀河が目立っています。

左上の銀河はレンズ状銀河「2MASX J03193743+4137580」、右下の銀河は渦巻銀河「UGC 2665」です。どちらも地球から約3億5000万光年の距離にあり、ペルセウス座銀河団の一部を構成しています。

画像はハッブル宇宙望遠鏡に搭載されているWFC3(広視野カメラ3)を使い可視光で撮影されたものです。この画像では銀河どうしの間は暗く見えますが、ペルセウス銀河団をX線で観測すると銀河間にある高温ガスが輝いて見えます。

画像は2021年7月5日にリリースされたハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, W. Harris、Acknowledgement: L. Shatz

(参照)ESA/Hubble