ヨーロッパの観測衛星がとらえたメテオール・クレーター

画像の中央に、アメリカのアリゾナ州にあるメテオール・クレーター(バリンジャー・クレーター)が映っています。画像は、ヨーロッパの地球観測衛星コペルニクス・センチネル2が撮影しました。

メテオール・クレーターは、直径30〜50mと推定される鉄ニッケル隕石が、約5万年前に衝突して形成されました。クレーターの直径は1200m以上で、深さは180mほどあります。クレーターの形が四角形になっているのが特徴的です。これは、ひびが原因で、衝突時に天体が4方向に剥がれたためだと考えられています。

(参考記事)ISSから見たアメリカのメテオール・クレーター

Image Credit: contains modified Copernicus Sentinel data (2024), processed by ESA

(参照)ESA