ジュノー探査機がとらえた木星の衛星イオの北極域 | アストロピクス

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ジュノー探査機がとらえた木星の衛星イオの北極域

この画像は、木星の衛星イオをNASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーがとらえたものです。イオの北極域が映っています。2023年10月15日に撮影されました。

イオには激しい火山活動があることが知られています。木星や他の衛星の潮汐力により内部が加熱されることで火山活動が発生しています。

かつてのボイジャー探査機やガリレオ探査機の観測では、高緯度地域があまりカバーされていませんでした。この画像にはそれらの探査機ではとらえられていなかった山も映っています。

こちらの画像の赤い円で囲んだ山が、ジュノー探査機によって初めてとらえられた3つの山です。

ジュノー探査機は現在、38日間で木星を1周する軌道をまわっています。ジュノー探査機は木星に最接近するたびに、搭載しているジュノーカムというカメラで木星表面を撮影。そのデータは一般に公開され、誰でも処理することが可能です。

この画像は市民科学者のTed Stryk氏がジュノーカムのデータをもとに作成したものです。元の画像が撮影されたとき、ジュノー探査機はイオの表面から約1万1700kmの距離のところに位置していました。

Image credit:
Image data: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS
Image processing by Ted Stryk

(参照)Planetary Photojournal