ロゼッタ探査機がとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(2014年11月20日撮影) | アストロピクス

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ロゼッタ探査機がとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(2014年11月20日撮影)

ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタがとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核。2014年11月20日に撮影されました。画像の撮影時、ロゼッタ探査機は彗星の中心から30.8kmの距離に位置していました。画像は探査機のナビゲーションカメラ(NavCam)で撮影した4枚の画像を合成したもので、およそ4.2×5.0kmの範囲が映っています。

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核は、大きな塊と小さな塊がくっついたような形をしています。画像には、核から噴出するガスと塵がうっすらと見えています。

ロゼッタ探査機は2004年に打ち上げられ、2014年8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を周回する軌道に入りました。画像は周回軌道投入から3か月半ほどのちに撮影されたものです。ロゼッタ探査機は2016年9月30日に核へ着陸してミッションを終えました。

Image Credit: ESA/Rosetta/NAVCAM – CC BY-SA IGO 3.0

(参照)ESA