ヨーロッパの地球観測衛星がとらえたモルディブのアリ環礁 | アストロピクス

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ヨーロッパの地球観測衛星がとらえたモルディブのアリ環礁

ヨーロッパの地球観測衛星コペルニクス・センチネル2がとらえたモルディブのアリ環礁です。

モルディブ共和国は、スリランカの南西約700kmのインド洋にあります。モルディブでは1190の島々がおよそ26の環礁を形成し、9万平方kmの海に点在しています。

画像に映るアリ環礁は、モルディブ最大の環礁の1つで、長さ約90km、幅約30kmあります。ターコイズブルーの部分は浅い海で、周囲のインド洋の濃い青とは対照的です。

モルディブは世界で最も海抜の低い国の1つで、陸地の80%が海抜1m以下です。海面上昇は、モルディブのような国にとって大きな脅威となっています。

画像は2019年4月12日に撮影されました。

contains modified Copernicus Sentinel data (2019), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO

https://www.esa.int/ESA_Multimedia/Images/2020/07/Ari_Atoll_Maldives