準惑星ケレスにある高さ4kmの「アフナ山」 | アストロピクス

準惑星ケレスにある高さ4kmの「アフナ山」

この画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)のドーン探査機が準惑星ケレス(セレス)を撮影したもので、画像中央に「アフナ山」が映っています。

アフナ山は高さが4km、直径が20kmほどあります。山の斜面には炭酸ナトリウムが存在していることが知られています。塩水と岩の混合物が天体内部から上昇したことで形成されたとみられています。

アフナ山は、ケレスにある「氷火山」とみられる山のうち、最も新しいものです。ケレスには、氷火山の残骸と見られる地形が20ほど見つかっています。

画像は2015年12月に、低高度マッピング軌道から撮影されました。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA/PSI

(参照)Planetary Photojournal