標高2700mから見下ろした標高2200mの望遠鏡群と夜空の星々の軌跡 | アストロピクス

標高2700mから見下ろした標高2200mの望遠鏡群と夜空の星々の軌跡

この画像は、南米チリにある標高2700mのセロ・パチョン山頂から、標高2200mのセロ・トロロを見下ろして撮影されたものです。セロ・トロロ山頂にあるセロ・トロロ汎米天文台(CTIO)の望遠鏡群が小さく見えています。

なおセロ・パチョンには、ベラ・C・ルービン天文台やジェミニ南望遠鏡、SOAR望遠鏡などが設置されています。画像では、セロ・パチョンとセロ・トロロを結ぶ道路が、移動する車のヘッドライトで明るく輝いて見えています。

長時間露光により、空には沈みゆく星々や飛行機の軌跡が線状に見えており、遠方の地上には街明かりも見えます。

画像は、NOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2025年9月24日に「Images of the Week」として公開されたものです。

(参考)「NOIRLab今週の画像」関連記事一覧

Image Credit: CTIO/NOIRLab/NSF/AURA/P. Horálek (Institute of Physics in Opava)

(参照)NOIRLab