中東イラクで発生した砂嵐をNASA(アメリカ航空宇宙局)の地球観測衛星テラがとらえた画像です。2015年9月1日に撮影されました。反時計回りの低気圧性循環がはっきりと見えています。
画像に映っている砂嵐の渦は、幅300kmほどあります。九州地方を横にするとほぼ全域が収まってしまうほど巨大な砂嵐です。
このときの砂嵐は、8月31日に衛星画像でとらえられ、9月1日には上の画像のような渦状になり、2日までにペルシャ湾に達したあと、3日にはペルシャ湾全体に広がりました。
Image: We acknowledge the use of imagery from the NASA Worldview application (https://worldview.earthdata.nasa.gov), part of the NASA Earth Observing System Data and Information System (EOSDIS).