部分日食の欠けた太陽で見られた「グリーンフラッシュ」 | アストロピクス

部分日食の欠けた太陽で見られた「グリーンフラッシュ」

この画像は、地平線から昇ってきた太陽を、ハワイ島、マウナケア山頂のジェミニ北望遠鏡付近から撮影したものです。2024年10月2日の部分日食の際に撮影されたもので、月に隠れて太陽が欠けてみえています。

画像に映る太陽は欠けているだけでなく、地平線近くにあるため形がゆがんでいます。地球の大気は高度によって密度が異なります。密度によって屈折率が変わる影響でゆがんでみえています。

さらにもう一つ面白い現象がこの画像には映っています。月によって欠けた太陽の縁の部分が、ところどころ緑色になっているのがわかるでしょうか。これは「グリーンフラッシュ(緑閃光)」と呼ばれる現象で、光の波長(色)によって屈折率が異なることで起こります。

画像は、NOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2026年2月18日に「Images of the Week」として公開されたものです。

(参考)
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Image Credit: International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/M. Rodriguez (International Gemini Observatory/NSF NOIRLab)

(参照)NOIRLab