NOAA(アメリカ海洋大気庁)やNASA(アメリカ航空宇宙局)などは、2019年の地球の表面温度が1880年以降で史上2番目に高かったと報告しました。上の図は、2019年の気温偏差を示したものです。1981〜2010年の平年値を基準にしています。
NOAAによると、2019年の平均気温は20世紀の平均を0.95℃上回りました。これまでの最高は2016年で、2019年は16年より0.04℃だけ低い値でした。記録が残る中で、気温が高い年の上から10番目までのうち9つは2005年以降です(残りの1つは1998年)。
また、NASAゴダード宇宙科学研究所(GISS)によると、10年間ごとの気温でみると、2019年までのここ10年間は、記録上最も温暖な10年だったということです。
Image Credit: NOAA NCEI