かみのけ座銀河団に属する相互作用銀河MCG+05-31-045 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

この画像に映っているのは、「MCG+05-31-045」という相互作用する2つの銀河です。かみのけ座銀河団に属する銀河で、地球から約3億9000万光年離れたところにあります。画像はハッブル宇宙望遠鏡が撮影。

MCG+05-31-045は、リング構造を持つ楕円形の大きな銀河と、2本の渦状腕を持つ小さな銀河からなります。どちらの銀河も、かすかなハローに囲まれています。

1000を超える数の銀河からなるかみのけ座銀河団には、楕円銀河が多く見られます。多くの楕円銀河は、銀河同士の衝突・合体の結果、形成されたと見られます。MCG+05-31-045の2つの銀河も、やがてはそうなる運命かもしれません。

画像はハッブル望遠鏡のWFC3(広視野カメラ3)で撮影されたもので、ハッブル望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」として2024年11月11日に公開されました。

(参考)「ハッブル今週の1枚」記事一覧

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, R. J. Foley (UC Santa Cruz)

(参照)ESA/Hubble