この画像は10年前の今日、2014年9月7日にESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタに搭載された着陸機フィラエのカメラで撮影した「自撮り」画像です。探査機の側面と太陽電池パネルが映っており、画像上部にはチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星が見えています。
ロゼッタ探査機は2014年8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の周回軌道に入りました。画像はその約1か月後に約50kmの距離から撮影されました。その年の11月、ロゼッタ探査機から分離されたフィラエは彗星の核への着陸に成功しました。
Image Credit: ESA/Rosetta/Philae/CIVA
(参照)ESA