切れ目なく並ぶ積乱雲の中でぽっかりと空いた穴のようなこの写真は、2018年9月にアメリカを襲った大型ハリケーン「フローレンス」の眼のクローズアップです。ISS(国際宇宙ステーション)の第56次/第57次長期滞在クルーだったアレクサンダー・ゲルスト飛行士が9月12日に撮影しました。アレクサンダー・ゲルスト飛行士はESA(ヨーロッパ宇宙機関)の宇宙飛行士で、撮影当時、ISSの船長を務めていました。
撮影時、フローレンスはカテゴリー4に分類されていました。ハリケーンの強さがカテゴリー1から5までの5段階で表されますが、カテゴリー4(1分平均の最大風速が秒速59~69m)とは上から2番目の強さのものを指します。
Image Credit: ESA/A.Gerst, CC BY-SA 3.0 IGO
https://www.flickr.com/photos/astro_alex/29697763377/in/album-72157701251056435/