ブラックホール

恒星質量ブラックホール

最も軽いブラックホールか? 最も重い中性子星か? 謎の天体を発見

これまで知られている最も重い中性子星より重く、最も軽いブラックホールより軽い天体が発見されました。中性子星が崩壊するには太陽の2.2倍の質量が必要である一方、最も軽いブラックホールの質量は太陽の約5倍とかなりのギャップがあります。今回発見された天体の質量は、そのギャップの中にあります。
超大質量ブラックホール

楕円銀河M87のブラックホール、初撮影から1年後の姿を公開

2019年4月、楕円銀河M87の中心にある超巨大ブラックホールの画像が公開され大きな話題となりました。その画像は国際研究チーム「イベント・ホライズン・テレスコー...
太陽系

2023年、アストロピクスでの人気宇宙画像(映像)トップ10

もうすぐ2023年が終わります。そこで今回の記事では、アストロピクスで2023年に公開した記事の中から、とくに人気のあった映像・画像を10点紹介します。なお、記...
超大質量ブラックホール

星の接近のたびに地球3個分の物質を食らう銀河中心のブラックホール

約5億光年の距離にある銀河の中心付近で、7〜10日間X線で明るく輝いたのち突然消えるというプロセスを約25日ごとに繰り返す現象が発見されました。太陽の20万倍以上の質量のブラックホールの周りを周回する太陽程度の質量の星が、ブラックホールに接近するごとに地球3個分の質量の物質が潮汐破壊で剥ぎ取られていると見られています。
恒星質量ブラックホール

150光年先のヒアデス星団に地球から最も近いブラックホールが存在か?

おうし座のヒアデス星団に、恒星質量ブラックホールが存在することを示唆する研究が発表されました。イタリア、パドヴァ大学のStefano Torniamenti氏ら...
超大質量ブラックホール

超巨大ブラックホールによる観測史上最大規模の潮汐破壊現象を確認か

超巨大ブラックホールに星が近づきすぎると、ブラックホールの重力によって星が引き裂かれ破壊される「潮汐破壊現象」が起きることがあります。ミシガン大学のJon Mi...
恒星質量ブラックホール

ブラックホールだけでなく、最終的には宇宙の全てが蒸発する!?

オランダ、ラドバウド大学の研究チームは、ホーキング放射によりブラックホールが蒸発する過程を再検討し、事象の地平面から離れたところでも生じる可能性があることを示したと発表しました。
球状星団

球状星団M4で中間質量ブラックホール候補を発見

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた球状星団M4天の川銀河の球状星団M4で、中間質量ブラックホールの候補天体が発見されました。宇宙に存在するブラックホールは、太陽の数倍...
超大質量ブラックホール

星をむさぼり食う超巨大ブラックホール 地球に最も近い例を発見

超巨大ブラックホールに接近した星が潮汐力によって破壊される「潮汐破壊現象(TDE)」。マサチューセッツ工科大学などの研究チームは、赤外線で明るく輝く新たなTDEを初めて発見。これまで発見された中で地球から最も近くで発生したTDEです。
星・星雲・星団

超巨大ブラックホールの大きさは? 太陽系と比較した映像をNASAが公開

ほとんどの銀河の中心には、太陽の10万倍から数百億倍もの質量の超巨大ブラックホールが潜んでいます。さまざまな銀河の超巨大ブラックホールのサイズと、太陽系の惑星の...
星・星雲・星団

観測史上最大質量の「接触連星」を発見 180億年後には2つのブラックホールが衝突

発見された接触連星の想像図。イギリス・UCL(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)とドイツ・ポツダム大学の研究チームはハッブル宇宙望遠鏡やESO(ヨーロッパ南...
超大質量ブラックホール

M87銀河中心の超巨大ブラックホール 降着円盤とジェットを初めて同時撮影

楕円銀河M87の中心部で、超巨大ブラックホールの周囲にある降着円盤と、噴出するジェット(高速のプラズマ流)が同時に撮影されました。M87の中心部から噴き出すジェ...