オシリス・レックスのサンプル採取サイトNightingaleの高解像度画像

NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星探査機オシリス・レックスがとらえた小惑星ベンヌのサンプル採取サイト「Nightingale(ナイチンゲール。「サヨナキドリ」の意)」付近。2020年3月3日に高度250mから撮影された345枚の画像をモザイク合成したもので、6月17日に公開されました。オリジナルのフル解像度画像(未公開)は、なんと1ピクセルあたり4mmになるそうです。

オシリス・レックスは10月20日にサンプル採取を予定しています。サンプル採取サイトNightingaleは、画像中央に見られるクレーター内にあります。右上に見える暗い大きな岩は長軸が13mあります。画像上がベンヌの東にあたります。

このツイートでは、サンプル採取地点が図示されています。

なお、サンプル採取のバックアップサイトである「Osprey(オスプレイ。「ミサゴ」の意)」付近の高解像度画像も、先日公開されています。

オシリス・レックスは2021年半ばにベンヌを出発し、2023年9月24日に地球へサンプルを届ける予定です。

Image Credit: NASA/Goddard/University of Arizona

https://www.asteroidmission.org/nightingale-recon-c-mosaic-reduced-size/