古川聡さん搭乗のクルー7ミッション、8月15日にも打ち上げへ | アストロピクス

古川聡さん搭乗のクルー7ミッション、8月15日にも打ち上げへ

クルー7の4人の宇宙飛行士。左からボリソフ飛行士、モーゲンセン飛行士、モグベリ飛行士、古川飛行士。Image Credit: NASA/Bill Stafford and Robert Markowitz
クルー7の4人の宇宙飛行士。左からボリソフ飛行士、モーゲンセン飛行士、モグベリ飛行士、古川飛行士。Image Credit: NASA/Bill Stafford and Robert Markowitz

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の古川聡宇宙飛行士を含む、NASA(アメリカ航空宇宙局)のクルー7(Crew-7)ミッションの打ち上げが、早ければ8月15日に行われることになりました。スペースX社のファルコン9ロケットで、古川飛行士ら4人の宇宙飛行士を乗せたクルードラゴン「エンデュランス」がケネディ宇宙センターから打ち上げられます。なおエンデュランスは、若田光一宇宙飛行士が搭乗したクルー5(Crew-5)で使用された機体です。

エンデュランスには古川飛行士のほか、コマンダーのジャスミン・モグベリ(Jasmin Moghbeli)飛行士(NASA)、パイロットのアンドレアス・モーゲンセン(Andreas Mogensen)飛行士(ESA)、古川飛行士とともにミッションスペシャリストを務めるコンスタンチン・ボリソフ(Konstantin Borisov)飛行士(ロスコスモス)が搭乗します。

古川飛行士は2011年6月〜11月にISSへ長期滞在したことがあります。今回はそれについで2度目の宇宙飛行となります。モグベリ、ボリソフ両飛行士は1回目、モーゲンセン飛行士は2回目の宇宙飛行です。

古川さんら4人のクルー7への搭乗は、今年5月に発表されていました。その際にJAXAで開かれた記者会見の様子は、YoutubeのJAXAのチャンネルで見ることができます。→古川聡宇宙飛行士の国際宇宙ステーション長期滞在に関する記者会見

(参照)NASA