東京オリンピック開会式翌日の東京周辺の夜景をISSからとらえた | アストロピクス

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東京オリンピック開会式翌日の東京周辺の夜景をISSからとらえた

アストロピクスでは先日、東京オリンピック開会式翌日の2021年7月24日にISS(国際宇宙ステーション)から撮影された関東〜大阪あたりが映る夜景写真を紹介しました。今日紹介する写真は、先日の写真とほぼ同じ時刻、2021年7月24日23時19分ごろに撮影された東京周辺の夜景写真です。

一部に雲がかかっていますが、それ以外は非常に鮮明に街の明かりが映し出されています。明かりが密集しているところをたどっていくと、山手線の各駅や、ターミナル駅から郊外へ向かう私鉄各線の駅の位置が分かります。池袋や新宿、渋谷駅の周辺が特に明るく見えています。都心部では皇居や新宿御苑、代々木公園などがまるで穴が空いているかのように暗く見えています。

東京湾は、神奈川県側が横須賀あたり、千葉県側は富津あたりまでが見えています。また画面右上には成田空港が見えています。

こちらの写真には、1枚目よりも広範囲が映っています。房総半島や九十九里浜などの海岸線がだいたい分かります。画面上側には銚子や鹿島周辺が見えています。

Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center

(参照)Gateway to Astronaut Photography of Earth(1)(2)