ISS（国際宇宙ステーション）に長期滞在していた、JAXA（宇宙航空研究開発機構）の宇宙飛行士、古川聡さんが2024年3月12日（日本時、以下同じ）、地球に帰還しました。
古川さんら「クルー7（Crew-7）」の4人の宇宙飛行士が搭乗したクルードラゴン宇宙船「エンデュランス」は、3月12日午前0時20分にISSを離脱。同日18時47分ごろにフロリダ州ペンサコーラ沖へ着水しました。
クルー7のメンバーは古川さんのほか、ジャスミン・モグベリ（Jasmin Moghbeli）飛行士（NASA）、アンドレアス・モーゲンセン（Andreas Mogensen）飛行士（ESA）、コンスタンチン・ボリソフ（Konstantin Borisov）飛行士（ロスコスモス）の3人です。
クルー7の4人を乗せたクルードラゴン宇宙船は2023年8月26日に打ち上げられ、翌27日にISSへドッキング。4人はISSで197日間を過ごしたのちに地球へ帰還しました。ISSで過ごしている間に地球を3184周したとのことです。
着水後の写真
着水直後のクルードラゴン宇宙船。サポートチームが作業を行っています。
回収船に引き上げられたのち、宇宙船から出た古川さん。着水から1時間ほどでクルー全員が宇宙船から退出しました。
