ハッブルが捉えた大マゼラン銀河の散開星団NGC 2164 | アストロピクス

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ハッブルが捉えた大マゼラン銀河の散開星団NGC 2164

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた散開星団NGC 2164。天の川銀河の伴銀河である大マゼラン銀河にある散開星団です。

大マゼラン銀河は、地球から約16万光年の距離にある比較的小さな銀河で、天の川銀河と重力的に結びついています。大マゼラン銀河と天の川銀河は非常にゆっくりと近づいており、24億年後には衝突すると予測されています。

大マゼラン銀河には数十億個の星が存在しています。また700個ほどの散開星団があり、NGC 2164もそのうちの一つです。そのほかに約60個の球状星団も知られています。

画像はハッブル宇宙望遠鏡のWFC3(広視野カメラ3)で撮影されたもので、2021年8月23日にリリースされたハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, J. Kalirai, A. Milone

(参照)ESA/Hubble