アポロ計画で持ち帰られた月の石や、南極隕石のサンプルなど、NASA(アメリカ航空宇宙局)が持つ「宇宙の石」のコレクションを、新しいバーチャルツールAstromaterials 3D Explorer(https://ares.jsc.nasa.gov/astromaterials3d/)を通じてオンラインで閲覧できるようになりました。Astromaterials 3D Explorerはウェブブラウザで見ることができます。
冒頭の画像はAstromaterials 3Dの画面の一例です。Astromaterials 3Dは、さまざまな情報が含まれた可視化ツールで、外観の高解像度写真だけでなくX線CTのデータで石の内部も見ることができます。またデータには、解像度の高い3Dモデルも含まれています。ウェブブラウザ上で石をぐるぐる回して好きな角度から見たり、内部の切断面を見たりすることができます。
現在は10個の隕石と10個の月の石のサンプルを見ることができます。2021年初夏までには、サンプルがさらに追加される予定とのことです。
(参照)NASA