
月への有人飛行を目指すアルテミス2ミッションについて、2月19日に行われた2度目のウェットドレスリハーサル(推進剤の充填やカウントダウンも含めた総合的なリハーサル)を受け、NASA(アメリカ航空宇宙局)は早ければ3月6日にも打ち上げると発表していました。しかしその後、3月中の打ち上げは見送られることになりました。
SLSロケットの第2段にあたるICPS(Interim Cryogenic Propulsion Stage)では、エンジンの適切な環境条件を維持し、また推進剤タンクを加圧するためにヘリウムが使われています。そのヘリウムの供給がウェットドレスリハーサルでは正常に動作したものの、その後の運用中に適切に供給できなかったとのことです。
問題の解決のため、SLSロケットはいったんVAB(組立棟)へ戻されることになりました。NASAのジャレッド・アイザックマン長官はXで「3月の打ち上げウインドウは検討の対象外となった」と投稿。アルテミス2ミッションの打ち上げは4月以降にずれ込むとみられます。4月の打ち上げ機会は4月1日、3日、4日、5日、6日となります。
Image Credit: NASA/Ben Smegelsky
(参照)NASA

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