この画像に映っているのは、NASA（アメリカ航空宇宙局）の木星探査機ジュノーがとらえた木星です。太陽と木星、ジュノー探査機の位置の関係で、木星がまるで三日月のように細く見えています。
このような細い木星は、どんなに高性能な望遠鏡を使ったとしても、地球から見ることはできません。木星は地球より外側を公転しているため、地球から見る木星はほぼ全面に太陽光が当たっている状態になります。三日月のような木星を見られるのは、探査機ならではなのです。
この画像はジュノー探査機が2022年1月22日に木星への39回目の最接近を行った際に撮影された7枚の画像を合成したものです。市民科学者のKevin M. Gill氏が、ジュノー探査機のカメラ「ジュノーカム」のデータから作成しました。
Image data: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS
Image processing by Kevin M. Gill © CC BY
（参照）Mission Juno
