
2026年2月17日の新月の日、地球上では南極から金環日食が見られました。ただこの画像は南極から撮影したものではなく、同じ日に宇宙から見た金環日食です。ESA(ヨーロッパ宇宙機関)のProba-2衛星が撮影しました。
地球から見ると太陽と月は、見かけの大きさがほぼ同じに見えます。ただ月が地球をまわる軌道は楕円なので、地球と月の間の距離は時期によって少し変化します。月が地球からやや遠いときに日食が起きると、月の見かけのサイズが小さくなって太陽を隠しきれず、太陽がリング状にはみ出して見えます。それが金環日食です。
地球を周回するProba-2はこの日、日食を4度観測しました。画像はそのうちの2回目の日食で、17日11時31分(世界時)に衛星に搭載されたSWAP極端紫外線撮像装置(波長17.4nm)で撮影したものです。太陽面の93%強が月に隠されています。なお3回目の日食ではほぼ皆既日食(月によって太陽全体が隠される日食)になりました。
(参考)
「新月のたびに日食が起こらないのはなぜ?」
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Image Credit: ESA/Royal Observatory of Belgium
(参照)ESA

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