すばる望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 4030 | アストロピクス

すばる望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 4030

この画像に映っているのは渦巻銀河NGC 4030です。NGC 4030は、おとめ座の方向、7600万光年の距離にあります。画像は、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)」でとらえられました。

渦状腕がはっきりしている渦巻銀河は「グランドデザイン渦巻銀河」とも呼ばれます。NGC 4030もグランドデザイン渦巻銀河の一つで、渦状腕がはっきりと目立っています。また渦状腕に沿うように、塵が集まったダストレーン(暗黒帯)も見られます。

すばる望遠鏡は、ハワイ島のマウナケア山頂付近に設置されている、口径8.2mの巨大望遠鏡です。画像は、すばる望遠鏡のウェブサイトで2025年4月16日に公開されました。

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Image Credit: 国立天文台;画像提供:田中賢幸

(参照)すばる望遠鏡