オーストラリア北西部にあるゴートパドック・クレーターをとらえた画像。NASA(アメリカ航空宇宙局)の地球観測衛星EO-1が、2010年4月30日に撮影した画像です。
ゴートパドック・クレーターは直径5kmほどで、やや楕円形をしています。5000万年以内に起きた隕石衝突によってできたとみられています。クレーターの周囲には、高さ約100〜150mほどの壁がありますが、北側は開けています。画像撮影時には北東から太陽光が当たっており、南西向きの斜面が影になっています。クレーターというとお椀のような地形を思い浮かべますが、ゴートパドック・クレーターの内部は堆積物に覆われて平らになっています。
Image Credit: NASA’s Earth Observatory