この画像にはカナリア諸島、ラパルマ島のクンブレ・ビエハ火山から流れ下る溶岩流が映っています。カナリア諸島は、アフリカ大陸北西沖にあるスペイン領の諸島です。画像は2021年10月10日に、ヨーロッパの地球観測衛星コペルニクス・センチネル2が撮影しました。溶岩流を強調するために、短波長の赤外線チャンネルを使っています。
先日、同じくセンチネル2が9月30日に撮影した溶岩流の画像を紹介しましたが、冒頭の画像に映る溶岩流は、9月30日に撮影された溶岩流とは異なるルートを流れ下っています。海沿いにかすかに赤く見えている部分が以前溶岩が流れた場所です。
Image Credit: contains modified Copernicus Sentinel data (2021), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO
(参照)ESA