水星の北半球にある名もなきクレーターを、NASA(アメリカ航空宇宙局)の水星探査機メッセンジャーがとらえた画像です。名はありませんが非常に美しい姿をしたクレーターです。
直径43kmのクレーターには中央丘が見られ、またクレーターの縁の部分の壁面は段状になっています。段状の部分や縁がシャープであること、またクレーターの床の大部分が滑らかであることは、このクレーターがかなり若いことを示しています。
画像は2012年4月25日に撮影されました。
Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington