今回の記事では、2022年(令和4年)の満月と新月の日時や、2022年に12回あるそれぞれの満月の見た目の大きさの違いなどについて紹介しています。
2022年の満月・新月カレンダー
まず、2022年の満月と新月の日付を紹介しましょう。
月相 | 月日 | 時刻 | |||
1月 | 新月 | 1月3日 | 3時33分 | ||
満月 | 1月18日 | 8時48分 | |||
2月 | 新月 | 2月1日 | 14時46分 | ||
満月 | 2月17日 | 1時57分 | |||
3月 | 新月 | 3月3日 | 2時35分 | ||
満月 | 3月18日 | 16時18分 | |||
4月 | 新月 | 4月1日 | 15時24分 | ||
満月 | 4月17日 | 3時55分 | |||
5月 | 新月 | 5月1日 | 5時28分 | ||
満月 | 5月16日 | 13時14分 | |||
新月 | 5月30日 | 20時30分 | |||
6月 | 満月 | 6月14日 | 20時52分 | ||
新月 | 6月29日 | 11時52分 | |||
7月 | 満月 | 7月14日 | 3時38分 | 「スーパームーン」 | |
新月 | 7月29日 | 2時55分 | |||
8月 | 満月 | 8月12日 | 10時36分 | ||
新月 | 8月27日 | 17時17分 | |||
9月 | 満月 | 9月10日 | 18時59分 | 中秋の名月 | |
新月 | 9月26日 | 6時55分 | |||
10月 | 満月 | 10月10日 | 5時55分 | ||
新月 | 10月25日 | 19時49分 | |||
11月 | 満月 | 11月8日 | 20時02分 | ||
新月 | 11月24日 | 7時57分 | |||
12月 | 満月 | 12月8日 | 13時08分 | ||
新月 | 12月23日 | 19時17分 |
2022年に現れる12回の満月の見た目の違い
この画像は、2022年に見られる満月を並べたものです。それぞれの月の見た目の大きさの縮尺は合わせてあります。
地球から月までの距離は一定ではなく変化します。距離の変化に伴って月の見かけの大きさも変わります。また月はほぼ同じ面を地球に向けていますが、常に完全に同じ範囲が見えているわけではなく、見える範囲はわずかに変化します(「秤動」と呼ばれます)。
満月のそれぞれの画像を比べてみると、同じ満月といってもその時によって見かけの大きさや見える範囲など、けっこう違いがあることが分かります。なお2022年で見た目が最も大きくなるのは7月14日の満月です。このように、その年の中で最も大きく見える満月のことを「スーパームーン」と呼ぶことがあります(スーパームーンの定義は決まっておらず、諸説あります)。一方で、2022年で最も小さく見える満月は1月18日の満月です。
また2022年の中秋の名月は9月10日で、中秋の名月と満月が同じ日になります。
月の画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の月探査機ルナー・リコネッサンス・オービターのデータを元に作成されたもので、それぞれの日の月のようすが再現されています。
(参照)国立天文台令和4年(2022)暦要項、NASA's Scientific Visualization Studio