上の写真は、スペースシャトル・エンデバー号から、ISS(国際宇宙ステーション)の最初の構成要素である「ザーリャ(基本機能モジュール)」を撮影したものです。背景には地球が映っています。1998年12月6日に撮影されました。
ザーリャは1998年11月20日に、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。姿勢制御や地上との通信、電力供給など、ISSの組み立て初期に必要な機能をもっていました。なおザーリャとは、ロシア語で「日の出」という意味のことばです。
スペースシャトル・エンデバー号は、ザーリャに「ユニティ」というモジュールを接続するため、ザーリャ打ち上げから約2週間後に打ち上げられました。写真の右端にユニティの一部が映っています。
Image Credit: NASA