ロボットアームによるキャッチ直前の「こうのとり」6号機[写真で振り返るHTV] | アストロピクス

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ロボットアームによるキャッチ直前の「こうのとり」6号機[写真で振り返るHTV]

写真は2016年に打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV-6)。ISS(国際宇宙ステーション)のロボットアームでキャッチされようとしているところをとらえた写真です。背景では地球の大気が青白く弧を描いています。

2016年12月9日(日本時間、以下同じ)に打ち上げられた「こうのとり」6号機は、12月13日にISSのロボットアームにキャッチされ、14日にISSへドッキングしました。

「こうのとり」6号機には、いくつかの実験装置のほか、飲料水や生鮮食品、7基のCubeSat(超小型衛星)やISS用の新型リチウムイオンバッテリーなどが搭載されていました。

「こうのとり」は2009年に1号機が打ち上げられて以来、2020年の9号機までISSに物資を運び続けてきました。「こうのとり」の運用は、現在ISSにドッキング中の9号機で終了します。2021年度の打ち上げに向けて、後継機HTV-Xの開発が進められています。

なお上の写真は解像度を落としてあります。高解像度のオリジナル画像をご覧になりたい方は、下のURLからご覧ください。

Image Credit: NASA

https://images.nasa.gov/details-iss050e015683