星出彰彦さんの4度目の船外活動をとらえた高解像度写真 | アストロピクス

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星出彰彦さんの4度目の船外活動をとらえた高解像度写真

ISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在中のJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士、星出彰彦さんが、2021年9月12日から13日(日本時間、以下同じ)にかけて、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の宇宙飛行士トマ・ペスケさんとともに船外活動を行いました。その星出さんたちの船外活動の様子をとらえた高解像度写真が、NASA(アメリカ航空宇宙局)から公開されました。以下の写真で、太ももや生命維持装置に赤い線が入っている宇宙服を着ているのが星出さん、赤い線が入っていないのがペスケさんです。

•奥(上)が星出飛行士、手前(下)がペスケ飛行士。
•奥(上)が星出飛行士、手前(下)がペスケ飛行士。
背を向けているのが星出飛行士、左がペスケ飛行士。
背を向けているのが星出飛行士、左がペスケ飛行士。
星出飛行士。日没直後のモルディブ上空で撮影。
星出飛行士。日没直後のモルディブ上空で撮影。
星出飛行士。右側にはスペースX社のクルードラゴンが見えています。
星出飛行士。右側にはスペースX社のクルードラゴンが見えています。
星出飛行士。アルゼンチン沿岸の南大西洋上空で撮影。
星出飛行士。アルゼンチン沿岸の南大西洋上空で撮影。
ペスケ飛行士。星出飛行士が撮影した写真です。
ペスケ飛行士。星出飛行士が撮影した写真です。

2人の船外活動は12日21時15分にスタートし、6時間54分後の13日4時09分に終了しました。その間2人は、新型太陽電池アレイの架台の取り付けや、浮動電位測定装置の交換などの作業を行いました。NASAが担当する船外活動を、NASA以外の宇宙飛行士のみで行うのは、今回が初めてのことでした。

星出さんは今回が4度目の船外活動でした。今回を合わせ、星出さんの船外活動の合計時間は、日本人宇宙飛行士としては最長の28時間17分となりました。

Image Credit: NASA

(参照)NASA Image and Video Library