野口聡一さんら4人の宇宙飛行士を乗せたクルードラゴン宇宙船「レジリエンス」が2021年5月2日午15時56分(日本時間、以下同じ)、アメリカ、フロリダ州沖のメキシコ湾にパラシュートで着水して地球へ帰還しました。アメリカ東部夏時間では午前2時56分で、アメリカの有人宇宙船が夜間に着水したのは、1968年12月のアポロ8号が夜明け前に太平洋上に着水して以来のことです。レジリエンスは同日午前9時35分にISS(国際宇宙ステーション)から離脱してから4時間20分ほどで地上へ到着しました。
写真はメキシコ湾に着水した直後のレジリエンスです。
この写真は回収船に回収されたのちにレジリエンス内を撮影したものです。左からシャノン・ウォーカー飛行士、ビクター・グローバー飛行士、マイケル・ホプキンス飛行士、野口さんが映っています。
野口さんらクルー1ミッションの4人の宇宙飛行士は、2020年11月16日に打ち上げられました。その後168日間にわたり宇宙に滞在し、地球を2688周しました。その間、さまざまな宇宙実験や船外活動などに携わってきました。
Photo Credit: NASA/Bill Ingalls
(参照)NASA