
ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタがとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核の画像です。2015年3月21日に撮影されました。彗星の中心から82.6kmの位置で、探査機のNavCam(航法カメラ)で撮影。幅6.2kmの範囲が映し出されています。解像度は1ピクセルあたり7.0m。彗星の核から噴き出すガスがうっすらと見えています。
ロゼッタ探査機は2004年に打ち上げられ、2014年8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を周回する軌道に入りました。その後、2年間観測を続け、2016年9月30日に核へ着陸してミッションを終えました。
Image Credit: ESA/Rosetta/NAVCAM, CC BY-SA IGO 3.0