
1990年4月24日に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡は、2025年4月で打ち上げ35周年を迎えます。それを記念してNASA(アメリカ航空宇宙局)はハッブル望遠鏡の打ち上げ記念日に向けて、これまでハッブル望遠鏡が撮影した画像から各年1枚ずつ選び、毎日1枚ずつ紹介しています。
冒頭の画像はその第1弾として紹介されたものです。1990年9月に発見された土星の赤道域の巨大嵐である白斑が映っています。白斑が現れたのは1933年以来。1990年の嵐は赤道域の全周を覆っていました。
画像は1990年11月に、ハッブル望遠鏡のWFPC(広視野惑星カメラ)で撮影されました。
Image Credit: NASA, ESA, and STScI