アメリカ、キットピーク国立天文台付近で撮影された、砂漠の上に弧を描く天の川の写真です。写真右下に見える望遠鏡のドームは、大気光や、80kmほど離れたところにあるツーソンの街明かりによってシルエットになっています。
写真に写る天の川は、星々の光だけでなく暗く見える塵の帯も印象的です。写真中央やや下に写っている明るい星は、こと座のベガです。左の方に写るわし座のアルタイル、ベガの上の方に写るはくちょう座のデネブとともに「夏の大三角」を作っています。
画像はNSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(National Optical-Infrared Astronomy Research Laboratory)から2021年7月28日にリリースされた「Images of the Week」です。
Image Credit: KPNO/NOIRLab/NSF/AURA/B. Tafreshi
(参照)NOIRLab